弁護士 藤野寛之
経歴
- 昭和60年 札幌市生まれ
- 平成16年3月北海道札幌南高等学校卒業
- 平成20年3月京都大学法学部卒業
- 平成22年3月京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻修了
- 同年9月司法試験合格
- 平成23年12月司法修習終了
- 同月弁護士登録・札幌弁護士会入会
- 村松法律事務所入所
- 平成28年6月国税審判官就任のため弁護士登録取消し
- 平成28年7月札幌国税不服審判所国税審判官(任期3年)
- 令和 元年7月弁護士再登録・札幌弁護士会入会
- 村松法律事務所復帰
メッセージ
弁護士になって最初の数年間は、交通事故、とりわけ、事故により高次脳機能障害を発症した被害者の方の損害賠償請求事件に重点的に取り組みました。その後、一旦弁護士を離れて、国税不服審判所という国税庁の機関にて、外部登用の国税審判官として、国税に関する処分についての審査請求(不服申立)について、第三者的立場で審理を担当する機会に恵まれました。
一見、全く異なる分野ではありますが、いずれの分野も、専門的知見に基づく判断を要するという点で共通する部分があります。私は、ともすればブラックボックス化しがちな専門分野の知見について、法律家の視点をもって分析をすることで、妥当な解決を導くよう心がけてきました。また、国税不服審判所での勤務においては、法曹とは異なるパラダイムを有する優秀な国税出身の職員との共同作業により第三者的判断を形成する経験を通じ、社会において、客観的に理解され、認められる主張立証とはどのようなものかを省みる機会を得ました。
今後は、以上のような経験を活かし、御依頼を受けた事案について、御事情を詳しくお聴きし、深く理解することを心がけつつ、それを法律家の立場において客観的に認められるような主張立証として構成することで、皆様の正当な利益が実現される公正な解決を目指して参りたいと考えております。
重点的に取り組んでいる分野
交通事故(特に高次脳機能障害の発症による損害賠償請求)、税務、金融商品、刑事事件
主な担当事件
受傷直後に意識障害なく、CT・MRI画像上顕著な異常所見もない交通事故後の高次脳機能障害患者について、事故と高次脳機能障害の発症に因果関係があることを前提とする損害賠償額請求が判決で認容された事例(原告代理人)
国税審判官在任中、4件の公表裁決に担当審判官又は参加審判官として関与
著作・セミナー
「交通事故による脳脊髄液減少症の問題点」(当事務所主催セミナー。平成28年2月24日)
「新しい国税不服申立制度・裁決事例と特定任期付職員について」(札幌弁護士会研修。平成31年3月6日)
所属団体・活動等
-
札幌弁護士会 公害対策・環境保全委員会
同 業務改革推進・業務広告調査委員会
スタッフ紹介
当事務所は、1983年に開所され、現在14人の弁護士が所属する(2020年10月時点)、伝統と実績のある札幌で最大規模の事務所です。所属弁護士は、それぞれが異なるバックグラウンドや経験を有しており、各々が、自己の個性を活かした得意分野を有しています。そのため、様々な分野の事件に対し、各弁護士の個性を活かした解決策を提供することが可能です。
はじめての方でもお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
お悩みや問題の解決のために、私たちが力になります。折れそうになった心を1本の電話が支えることがあります。
10名以上の弁護士と専門家のネットワークがあなたの問題解決をお手伝いします。まずはお気軽にお問い合わせください。