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【所長コラム】所長 村松弘康の「弁護士としての信念」

札幌弁護士会 村松法律事務所 所長 弁護士の村松弘康です。

 

『依頼者の“最後の砦”とならなければならない』

という想いから、村松法律事務所の所長として仕事をしている毎日です。

 

私の事務所は当然、交通事故、遺産相続、離婚問題といった一般事件も受任していますが、およそ勝ち目が薄い、他の事務所や弁護士では引き受けてもらえない事件も、相談者の気持ちを考慮しつつ、お引き受けすることも少なくありません。

そもそも、その人の言い分が通らなければ救われない事件。そして、「理不尽だ、不合理だ、不正義だ」と心が震えた瞬間、依頼者に対して敗訴のリスクを十分お話しをした上で、その人の伴走者・同行者として名乗りあげることも多いのです。

なぜなら、リスクを犯してでもあえて挑戦しようとする、その人の生き方に感動を覚えるからです。

 

私はそのような勇気のある、自分の考えをきちんと通そうとする、すっと背筋が伸びた生き方をされている依頼者に本当に教えられてきました。

その経験の蓄積が、私の弁護士としての仕事をより良くさせる礎になってきたことは間違いないのです。

 

次回、その体験についてお伝えしてみたいと思っています。

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